催眠に関する一般的なイメージは、催眠術師に操られ自分の意志を失って奇妙な行動をするというものですが、実際にはそうではありません。

ヒプノセラピーで言う催眠はとても自然な状態です。
私たちは日常生活の中で、気付かないうちに何度も催眠状態に入っています。
寝起きや眠りに入る直前、何かに集中していて周りの音が聞こえない時などが催眠状態に当たります。

この状態は目は覚めていますが雑念が入りにくく、自己の内面に集中した状態となり、潜在意識が優位になっています。
しかし、意識をし始めると潜在意識は引っ込んでしまい、催眠状態から覚めてしまいます。

そのため、自己催眠や自己暗示を行う場合ではコツが必要となります。

催眠状態になるためには意志を使わずに、努力せず頑張らないことです。
頭で考えることをやめて、すべてを潜在意識に任せることがとても重要です。

一度セラピストの誘導で催眠状態を実際に体験すると、より理解が深まるでしょう。

また、ヒプノセラピーの催眠は心と身体の緊張を解放し、深いリラックス状態へと導きます。そのため心身がリフレッシュされるという効果もあります。

催眠状態になるコツ

1.意志の力を使わない

2.努力しない、頑張らない

3.すべてを潜在意識(無意識)に任せる

意志とは、頭で考えて何かをしようとすることです。
寝なきゃ、寝なきゃと考えるほど目が覚めてしまうという経験はありませんか?
頭で考えている間は意志が働いて、なかなかリラックス状態に切り替わりません。
目を閉じて、すぅーっと力を抜いて、潜在意識(無意識)に任せてみましょう。これが催眠状態になるためのコツです。